星河の婿入り

星河(せいが・天の川の別称)は昨年5月に生まれたロッティとソアーの息子です。とても明るく甘えん坊で、膝の上が大好き、女の子のような顔が特徴の男の子です。その甘い顔立ちをテレサが気に入ってくれて、アメリカのプラチナルナキャッテリーにお婿入りしました。
アメリカに行ったのは昨年の11月に行われたフィラデルフィアのCFAワールドショー(年に1度のCFAで一番大規模なショーです)の時です。またまたスケジュール的都合で土曜日到着、2デイショーを日曜だけ参加し、その後ノースカロライナのテレサとロブのお家に滞在し、無事に渡してくることができました。

星河のペディグリー(アマンダのデータベースに飛びます)を見ると、色々感慨深いものがあります。多くのブリーダーさんの協力を得て、この子が生まれました。たくさんの方々のお顔が浮かんでくると同時に、4代血統中にSnow-Islandの猫がたくさんいるのがわかると思います。

アメリカに連れて行くのに際し、不安なことがありました。移動中に飛行機で過剰に脅えることはないか、移動後すぐにショーに出してショーが嫌いになってしまわないか、ストレスで疲れすぎてしまわないか、などです。家でいくら可愛く性格の良い子でも、知らない場所での行動を予測するのは難しいです。
星河のママのロッティはスパちゃんと太一くんの良いところを受け継いで綺麗な猫なんですが、スパちゃんに似た繊細な性格の子で、ストレスになると思ってショーには参加させませんでした。息子の星河は私の心配もなんのその、びっくりするくらい平然としていました。ショーではたくさんのロシアンブルーのブリーダーが世界から集まり、星河は色々な方に抱っこされ、楽しそうでした。ホテルでも甘えてお腹を見せる余裕があり、ブリーダーとしてはホッと一安心です。
とても甘えん坊な性格なので、別れる時は辛かったですが、これからはテレサ達が大事に可愛がって、一緒に寝てくれると思います。今年は星河の可愛い子に恵まれるよう心から願っています。


↑ワールドショーにて。リラックスし、周囲の様子を楽しそうに見ています。