アメリカ猫旅行その1:CFAナショナルショー

あっという間にまた1ヶ月経ってしまいました。ご無沙汰しております。
先月はアメリカ、インディアナポリスで行われたCFAナショナルショーに行き、その後はアネットの家に2泊滞在しました。
行きは成田からデトロイト、乗り換えでインディアナポリスへ。一人旅の上、飛行機がとても混んでいて疲れてしまいましたが、インディアナポリスの空港で迎えに来てくれたアネット(我が家のドリーミーとクラウドのブリーダー)とジェーン(同じくロシアンのブリーダーさん)の姿を見た途端に疲れが吹き飛びました。
実はアネットは3月のあの震災の日の翌日に我が家を訪れる予定でした。日曜日に東京でジャッジをするため、アネットはアメリカから日本への機中におり、その飛行機の到着に近い時間に地震がおき、彼女の乗っていた飛行機は予定を変更して関空に着陸しました。すぐに彼女と連絡が取れてお互いに無事を喜びましたが、もちろんキャットショーは中止、彼女はそのまま大阪で2泊してとんぼ返り。震災で混乱している中、私が大阪まで行ける筈もなく・・・。なので今回の旅行での再会には並々ならぬ喜びがありました。
アネットだけでなく、同じく久しぶりに会うのを楽しみにしていたテレサとロブ(カルジュのブリーダー)やペグ(ジョニーのブリーダー)とも3日間でゆっくり色々な話しができて本当に嬉しかったです。そして猫をエントリーしていたバーバラ、ダイアナご夫妻とも夕食をご一緒し、ロシアンブルーのブリーダーたちと楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

アメリカのキャットショーに行くのは何年ぶりだろう・・・と数えてみたら、なんと6年ぶり。
11月の恒例だったインターナショナルショーは私が行けるときに開催がなかったり、開催がある時に私が都合が悪かったりしてなかなか行けなかったのですが、ブリーディングに本格的に復帰した今年は絶対に行こう!と思っていたのでした。
今年行われたナショナルショーでは、以前インターナショナルでは無効だったアワードポイントが有効になりました。どのリジョンから参加してもアワードに加算されます。そのためか、500匹のリミットは数日でいっぱいになり、エントリーはあっという間に締め切られました。ジャッジは2日間でこの頭数を審査しなければなりません。日本から小泉ジャッジ(現ジャパンリジョンディレクター)が選出されて審査をされていましたが、スピーディーかつ見事なハンドリングでした。
こういった大きなショーでは、各ブリード毎にブリードブースを設けます。アメリカのキャットショーは見学者が多く、子猫を希望される方も少なくありません。一般の方々の印象に残る素敵なブースが猫種別に用意されていました。
ロシアンブルーのブースは、前日の金曜日、ホテルに到着してからアネットたちと一緒に会場入りして既に準備してありました。真ん中の4匹の猫が入ったサインはテレサが作成したものです。
こうしたら、ああしたら、と試行錯誤した末に、シンプルで!とこんな感じに。


スッキリとして見やすく、ロシアンらしい素敵なブースです。

会場ではドリーミーの元オーナー、我が家に来る前にグランド達成までショーに出してくれていたメラニー(エジプシャンマウのブリーダーで、現在はジャッジ)と再会を喜び合いました。
また、ベンダーとして訪れていたロシアンのブリーダーのマーシ、ジャッジングセミナーのために訪れていたカレンにも再会しました。

ロシアンブルーの出陳はとても少なく、キツンが2匹、アダルトが4匹。ですがレベルはとても高く、この中の1匹はワンショーグランドチャンピオンを達成しました。

(その2へ続く)